有明海にひらく湧水あふれる火山と歴史の田園都市
島原市は長崎県の南東部、島原半島の東端にある町です。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、眉山を中心に、東側の有明海へと広がる傾斜地にあります。
島原市は、江戸時代には島原の乱の舞台となり、キリスト教信仰の厳しい弾圧の中で多くのキリシタンが信仰を守り抜いた地としても知られています。現在でも、キリシタンゆかりの遺跡が数多く残ります。
島原市は、県内有数の食の宝庫でもあります。
肥沃な大地が生み出す豊かな農業地帯では、四季折々の旬の野菜が栽培されます。また、有明海で獲れるミネラル豊富な新鮮な魚介類と、養殖技術を結集した高品質な魚介類も魅力です。
さらに、質の高い肉を生産する畜産業や、地元の素材を活かした加工品も豊富です。
日本屈指の人気を誇る「雲仙ハム」は、島原市民のソウルフードとして広く親しまれています。
島原の特産品として全国的に知られる「島原手延べそうめん」は、島原の清水を利用して製造され、強いコシと艶、旨味が特徴です。伝統的な手延べの技術を駆使して作られたこのそうめんは、島原の自慢の逸品です。