生活都市 とぎつ 〜誰もが住みたくなる町へ
時津町は長崎市の北部と西彼杵半島の接点にある町です。西側から南側にかけて長崎市の琴海・三重・横尾・滑石地区と接し、東側は長与町、北側は穏やかな大村湾の南端部に面しています。長崎県で最も面積が小さい自治体で、養殖業が盛んで、真珠や牡蠣、マグロなどの海産物が自慢です。また、みかんやぶどうといった季節の果物も人気です。
時津町の自然環境は、美しい海岸線、豊かな緑、清らかな水源など、多様な自然に恵まれています。散策路や公園、自然観察スポットなど、自然と触れ合うことができる場所が多く、地域住民や訪れる人々に癒しと憩いを提供しています。
時津町のもう一つの魅力は、地域コミュニティの活発さです。地域の行事や祭り、農産物の直売市など、住民が一体となって楽しむイベントが数多く開催されています。時津町の特産品としては、江戸時代から続く名物「時津まんじゅう」、県内でも有数の産地となった「巨峰」、緩やかな傾斜地でたっぷりの光を浴びて育つ「みかん」や「びわ」、波が穏やかで海底が砂質である大村湾で採れる「ナマコ」などがあります。
昭和47年から続く時津町ペーロン大会は、現在も夏(7月)の一大イベントとして地区対抗で開催されています。太鼓とドラの囃子に合わせて、掛け声勇ましく和船を漕ぎ速さを競う「ペーロン」は、長崎の伝統的な祭りで、多くの人で賑わう夏の風物詩となっています。