薬の町たかとり
高取町は奈良県のほぼ中央にある町で、橿原市から車で約30分の距離にあります。町内には大小さまざまな古墳が約800基も残されており、全国有数の古墳密集地として知られています。
高取町は、交通アクセスも便利で、近鉄吉野線の壺阪山駅(特急停車)、市尾駅、葛駅が利用できます。大阪阿部野橋から急行で約50分、京都から橿原神宮前を経由して約90分です。
高取町は「薬の町たかとり」としても有名で、古くから自然の中に有用な薬草が多く育っていました。万葉時代には飛鳥の宮廷行事の一環として薬狩りが行われ、この伝統は今も続いており、町内では薬草「大和トウキ」の栽培や、それを活用した特産品の開発が行われています。
町内で採れる薬草「大和トウキ」の葉を使用した入浴剤「大和当帰の湯」は、配置薬の薬袋をイメージしたレトロなパッケージが特徴です。
また、「大和トウキ」の葉を使ったハーブソルト「やくぜん食房『香塩』」は、味付けとともにトウキの香りを楽しむことができます。さらに、大和トウキ、ヨモギ、ハトムギをそれぞれペパーミントなどの洋風ハーブとブレンドしたお茶「奈良ハーブ喫茶『やまと健やか茶』」は、贈答品としても人気です。
奈良県産・紀伊山地産の美しい木目と木肌のひのきを使用した「ひのきまな板」は、食洗機対応の珍しいタイプで、刃当たりも良く一度試していただきたい逸品です。
高取町では、移住・定住の促進および中小企業の人手不足解消を目的に、県と共同で移住支援事業を行っています。東京圏から高取町に移住した人が一定の条件を満たした場合、予算の範囲内で移住支援金が交付されます。