いにしえの宝を未来につなぐ仏の里
大分県国東市は、大分県の北東部に位置し、県の主要空港である大分空港がある市です。国東市は、瀬戸内海国立公園や国東半島県立自然公園、国指定名勝など、風光明媚な自然に囲まれた美しい町です。
田園や里山が広がり、水稲やクヌギの原木によるシイタケが栽培されています。また、七島藺(国内では国東市のみで生産)やオリーブやくにさきオイスターなどの魚介類も市の特産品として生産されています。
2020年には大分空港がスペースポート(宇宙港)に選定され、今後の産業振興などへの波及効果が期待されています。
国東市の最大の自慢は、半島ならではの豊かな自然が生み出す豊富な食材。
海の幸・山の幸が揃い、日々新鮮で旬の味覚を堪能できます。特に、六郷の無添加甘酒は、大分県産米と国産の米麹だけで作られ、保存料や甘味料などの添加物を一切加えない自然の甘みが特徴
。また、国東市や大分県内の「米どころ」で収穫されたJAの美味しいお米は、寒暖の差が大きい農村地域で育まれ、美味しさが際立ちます。
密乗院の棚田米は、地元で知る人ぞ知る美味しいお米です。江戸時代には杵築藩主への献上米としても使用され、その美味しさは変わらずに受け継がれています。棚田で生産されるお米の美味しさの秘密は、綺麗な湧き水と山間地特有の寒暖差にあります。これらの自然条件が、お米の味わいを一層引き立てています。