青い海 きらめく清流 豊かな緑。九州で一番広いまち
大分県佐伯市は、県の南東端にあり、海、山、里が揃う自然豊かな市。豊富な森林資源を背景にした林業、温暖な気候を利用した農業、そして豊後水道の恵みを生かした水産業が盛んです。
農業では、温暖な気候を利用した早期米の栽培や、安全で安心できる米づくりとして特別栽培米(減農薬栽培)が推進されています。その他、イチゴ、ナス、ニラ、温州ミカン、ポンカンなどの野菜や果樹、キクやスイートピーなどの花き、畜産では鶏や肉用牛、そしてお茶が栽培されています。「釜炒り茶」は独特の香りで有名です。
林業では、佐伯市産のスギが材質、形状ともに木材業界で高い評価を受けており、木材市場での価格は九州トップクラスです。
水産業では、佐伯市は県内随一の水産都市。
特にブリ類やヒラメを中心にした養殖業が盛んで、県全体の生産量の約8割を占めています。アジ、サバ、クルマエビ、ヒラメ、ブリ、タイ、アワビ、サザエなどを水揚げも豊富。これらの青物は丸干しや開きなどの水産加工品になり、イワシ類は特産の「佐伯イリコ」として珍重されています。
また、佐伯市は移住者への支援も充実しています。移住を目的に訪れた方に対しては、宿泊費と交通費の一部を補助し、市外から移住してきた方には移住後の環境を整えるための費用を一律で補助する制度があります。