自然と夢のあるまち
吉備中央町は岡山県の中央にある、吉備高原の美しい一角を占める町です。東から南にかけて岡山市や総社市に、西には高梁市、北には真庭市と美咲町に接しており、標高200メートルから500メートルの高原地帯に広がっています。内陸性の気候がもたらす冷涼な天候が特徴で、米、葡萄、高原野菜などの生産が盛んです。岡山空港の近接や中国横断自動車道岡山米子線の賀陽インターチェンジがあるため、交通の便も良い町です。
吉備中央町は有機米、ピオーネ、マスカットを含む多くの農産物の栽培を行っています。自然薯や白菜などの高原野菜や良質な肉牛の生産にも力を入れています。
円城台地で育った「円城白菜」は、その品質の高さで知られます。「晴れの国」として知られる岡山県の特性と吉備高原の昼夜の温度差を生かして、甘みと色合いが際立つピオーネやニューピオーネといった品種を生み出しています。これらのぶどうはワイン製造にも使われ、地元で栽培されたピオーネを100%使用したワインは、その独特の香りとバランスの取れた味わいで愛されています。
また、加茂川キムチは伝統的な韓国の製法を受け継ぎながら、地元の食材を活かした製品で、白菜キムチをはじめ、カクテキやオイキムチ、黄ニラのキムチなど、バリエーションも豊かです。