自然と歴史、人が輝く伊是名
沖縄県の伊是名村は那覇市の北西約95.4kmに位置し、総面積は15.44平方キロメートル。主島である伊是名島を中心に、屋那覇島、具志川島、降神島の無人島で構成されます。
伊是名山は自然環境保全地域に指定されており、素晴らしい自然環境が広がっています。
伊是名村は東シナ海に浮かび、かつて中国人に「葉壁山」と呼ばれていました。島には南東から北西にかけて伝説の山々が連なり、その裾野にはのどかな田園風景が広がります。琉球松が織り成す美しい風景は沖永良部の与人に「えにしあらば 又も来て見ん 伊是名島 田の面につづく 松のむらだち」と賞賛されました。
伊是名島には猛毒のヘビであるハブがいません。これは琉球列島が太古の昔、何度か隆起と沈降を繰り返した結果、一部の島が海水で一掃されたためだといわれています。
伊是名島は現在もユイマール(助け合い)の精神を大切にし、訪れる人々を心からもてなす「いひゃじゅーてー」の島です。この素晴らしい自然や文化を後世に受け継ぎ、訪れる人々が島民とのふれあいの中で癒しを感じることができる「癒しの島」として広くアピールしています。