人と自然が活きるフロンティアアイランド
沖縄県南大東村は、沖縄本島の約400km東方に位置する南大東島で構成されています。大東島という名前は、沖縄の古人が「遥か東の海の彼方にある島」を意味する島言葉「ウフアガリジマ」からきたと伝えられています。南大東島は環礁が数回の隆起を経て形成されたサンゴの島です。
那覇空港から南大東空港までは約1時間のフライトでアクセスできます。農業では、大型機械化一貫作業体系による大規模経営が確立されており、効率的な農作業が行われています。
近海は、マグロやサワラが豊富に獲れる漁場となっていますが、小型ボートによる漁獲が主流で、地元の需要を満たすとともに一部は村外にも出荷されています。平成元年度から着工された南大東漁港の建設は、漁業の振興と近海で操業する漁船の避難、寄港、そして前進基地として機能することを目的としており、大規模な水産開発が可能となりました。
南大東村は、農業と漁業を中心に発展しており、その豊かな自然と資源を活かした経済活動が行われています。