文教のまち西原
沖縄県西原町は、その名称が首里の北(方言でニシ)にある地方ということに由来しています。沖縄本島の中部を占める中頭郡に位置し、那覇市の北東約10kmの距離にあります。
西原町の産業は、かつての稲作中心からキビ作や亜熱帯果樹栽培、花卉(かき)栽培へと変化し、昭和40年代以降は各種産業が進出し商工業も盛んになりました。現在では、県内有数の工業集積率と出荷額を誇る地域となっています。
かつて黒糖で栄えた西原町には、町内に製糖工場が二カ所あり、沖縄県内でも有数のさとうきび産地でした。この伝統をふまえ、さとうきびから作られる黒糖を使った西原町オリジナルの黒糖製品が次々と生まれています。
町内の豊かな自然や歴史的背景に基づく文化、さらに発展を続ける産業と教育の充実が理由で、西原町は移住候補先として注目されています。