子守りの里
熊本県五木村は熊本県の南部ある日本の原風景を色濃く残す美しい村。
「五木の子守唄」の発祥地としても知られており、村を流れる川辺川には、ヤマメや鮎といった天然の魚が生息しています。
標高1,000メートル以上の山岳が連なり、平坦な土地が非常に少ないため、深い峡谷と急峻な地形が特徴的。
五木村の特産品としては、「くねぶ」と呼ばれる幻の柑橘があります。この柑橘は昔から村の各家庭で栽培されており、子どもたちのおやつや料理に用いられてきました。焼酎の割り材としても人気があり、独特の風味が楽しまれています。現在、このくねぶは五木村と九州沖縄のごく一部でのみ栽培されており、その希少性からも特別な価値があるとされています。