南洋に浮かぶ癒しの島
沖縄県の多良間村は、先島諸島の東部に位置し、「日本で最も美しい村」とも言われます。
多良間村は、多良間島と水納島の2島から構成されていて、多良間島は宮古島の西方約67km、石垣島の北東約35kmの海上に位置しており、琉球王国が中継貿易で栄えた中世には、沖縄本島と宮古、八重山地域を結ぶ航海上の要所でした。
多良間村は琉球風水の文化を色濃く受け継いでいます。島の北側に拠点地が集中しています。
周囲をフクギ(防風林)で囲まれているのは、台風の被害を軽減させるための先人たちの知恵によるものです。この村の独特な文化は、訪れるたびに異なる魅力を見せてくれます。
基幹産業は農業で、さとうきびを中心に野菜や葉たばこなどの農作物が栽培されています。近年では、草地開発事業の実施や市場の開設により、畜産業も盛ん。
多良間村の特産品には、多良間島黒糖を使用した黒糖焼酎があります。この黒糖焼酎は、日本で最も美しい村、多良間島から生まれた贅沢な味わい。多良間島はサトウキビ生産量が日本一の産地であり、そのサトウキビから作られた地酒です。
また、多良間島のさとうきびを使用した黒糖ジェラートも特産品として人気があります。沖縄県では多くの地域で黒糖が作られていますが、その中でも特に美味しいと評価されている「多良間島のさとうきび」を使用して作られた黒糖ジェラートは、ふるさと納税の返礼品としても人気で、リピータも多い逸品です。