自然・歴史・文化を育む名水名湯田園観光都市
大分県竹田市は、県の南西部にある市で、かつての岡藩の城下町として栄えた歴史を持ちます。かつては城下町を造成し、その後商業を中心に発展しましたが、西南戦争により多くが消失しました。それでも、現在でも市内中心部には武家屋敷通りなどの古い面影が多く残っています。
竹田市は大野川の源流を有し、一日に数万トンの湧出量ともいわれる湧水群を誇ります。水と緑があふれる自然豊かな地域で、山々から湧き出る豊かな名水は全国的にも知られ、豊かな自然の恵みを活かした農業と観光が、竹田市の基幹産業となっています。
農業では、米を中心に、大分県の特産品であるカボスや椎茸、トマトやスイートコーンといった野菜、サフランをはじめとする花き、そして肉用の豊後牛などを生産しています。