満点の海・山・空は東伊豆
東伊豆町は、静岡県の伊豆半島東海岸の中央にある町で、首都圏から車や電車で2~3時間ほどでアクセスできます。天城の山並みを背に、伊豆大島をはじめとした伊豆七島を望むことができ、豊かな温泉に恵まれた町です。
東伊豆町は、一年を通して温暖な気候が魅力で、太平洋が一面に広がり、昼は海や山で豊かな自然を楽しみ、海水浴やレジャーを満喫し、夜は温泉でリラックスし、新鮮な海の幸や山の幸を味わうことができます。
東伊豆町は大川、北川、熱川、片瀬、白田、稲取の六つの温泉郷を擁し、伊豆屈指の湯どころとして発展してきました。
温泉は神経痛やリウマチ、婦人病、胃腸病、皮膚病などに効果があり、特に波打ち際にある露天風呂は、多くの雑誌やテレビで取り上げられるほどの人気スポットです。
地域ブランドの稲取キンメやイセエビ、サザエ、テングサを特産とする漁業、ニューサマーオレンジなどの柑橘類、カーネーションなどの花卉類を中心とした農業を基盤とし、美しい自然環境と豊富な温泉、海の幸・山の幸に恵まれた観光産業が町の主幹産業です。
全国的に知名度が高い「稲取キンメ」は、「日本一おいしい金目鯛」として高く評価されており、東京では一尾6000円以上で取引されることもある高級ブランド魚です。エサが豊富な近海の漁場で獲れる稲取キンメは、肉厚で脂がのり、その味は全国の食通をも唸らせます。主に煮つけや刺身、焼き物で楽しまれていますが、近年は「しゃぶしゃぶ」が人気です。
地元の漁師、旅館、料理屋の誰もが「一番美味しいキンメは稲取キンメ」と誇りを持っています。
また、山の幸ではワサビやミカン、イチゴの栽培も盛んで、地場のものを利用した加工品も作られています。特に「みかんワイン」は、地元のホテルや旅館の食前酒として利用され、大好評です。