日本銀行旧小樽支店
異国情緒あふれる銀行跡
日本銀行旧小樽支店は、北海道小樽市に位置する重要な歴史的建造物です。この建物は、日本近代建築の基礎を築いた辰野金吾やその弟子たちによって設計されました。辰野金吾は、東京駅の設計を手がけたことでも知られており、日本の近代建築史において重要な役割を果たした人物です。
日本銀行旧小樽支店は、その堂々たる外観と緻密な装飾が特徴で、西洋の古典建築の影響を受けたデザインが採用されています。この建物は、現在は金融資料館として一般公開されており、日本の金融史や貨幣の歴史に関する貴重な資料が展示されています。
日本銀行旧小樽支店（金融資料館）を訪れることで、日本の近代建築の美しさを直接見ることができるだけでなく、金融の歴史や貨幣に関する知識を深めることができます。また、1億円の重さを体験するなど、普段では体験できないような貴重な体験もできます！
小樽は「北のウォール街」とも称されるほど、明治から昭和初期にかけて金融の中心地として繁栄しました。そのため、街中には当時の華やかな雰囲気を今に伝える歴史的建造物や、古い倉庫が立ち並ぶ運河沿いの風景が残っています。特に、小樽運河周辺は、夜になるとガス灯が灯り、ロマンチックな雰囲気が漂います。
