人・自然・産業が調和する
安らぎと潤いの交流都市
栃木県真岡市は、栃木県南東部にある市でし、関東平野北部を流れる五行川、小貝川、鬼怒川などの河川に囲まれた自然豊かな町です。戦国時代には真岡城の城下町として栄え、明治時代までは真岡木綿の集散地として繁栄しました。
真岡市は農業が盛んで、稲作のほかにも野菜の生産が行われています。
特にいちごの生産量においては、50年以上栃木県内で1位を誇り、「いちご王国グランプリ」では最高賞の大賞を最多受賞するなど、質・量ともに日本一の地位を確立しています。
真岡市は伝統的な産業である真岡木綿も大切にしています。真岡木綿は、その独特の質感と耐久性から、元々は着物の素材として用いられていましたが、現在ではバッグや小物など、日常生活で使いやすい製品にも利用されています。
真岡木綿は、江戸時代には江戸の問屋がこぞって求めたほどの人気を誇り、当時の木綿の仕入高の約8割を占めていたという記録があります。現在でも、その伝統と技術を受け継ぎ、真岡市は新たな需要を見出しています。
真岡市はまた、八溝山地や鬼怒川など自然の豊かさを有しつつ、市内には6つの工業団地に100社以上の企業が集まり、農業・工業・商業がバランスよく調和しています。