心あたたか元気な青ヶ島
青ヶ島村は、東京都の最南端に位置する伊豆諸島南部の村で、全域が青ヶ島を含んでいます。この美しい島は、東京から約358km、八丈島から約68kmの距離にあり、海路か空路を利用する必要があります。東京からは羽田発の飛行機で八丈島へ、そこからフェリーやヘリコプターで青ヶ島に2時間ほどでアクセスできます。
青ヶ島の気候は、標高250m以上にある集落のため、他の島々よりも涼しく感じられます。
特産品には独自の気候風土で育つ島唐辛子があり、辛みが増すことで知られています。この唐辛子は、刺身のしょう油皿に少し潰して辛みを加えるのが一般的です。
また、太くて大きな島きゅうり、青ヶ島の焼酎造りに欠かせない様々な種類のサツマイモ「かんも」、そしてホックリとした粘り気のある里芋も特産品です。
青ヶ島の島料理も魅力的です。
島寿司は、握った酢飯の上に練りからしを塗り、醤油漬けにした白身魚をのせたもので、地元の新鮮な魚を使っています。
また、鳥鍋は新鮮な鳥を醤油と砂糖で味付けした甘辛い鍋料理で、明日葉との相性が抜群です。鍋の締めにはうどんを入れて楽しむのが定番です