人と自然がふれあう
やすらぎのまち 那須塩原
栃木県那須塩原市は、2005年に黒磯市と2つの町が合併して発足した町で、栃木県北部に位置しています。那須野が原の自然に囲まれた高原都市であり、標高200m以上の冷涼な気候が特徴です。都心から約150kmに位置し、東京駅から那須塩原駅までは新幹線で1時間弱、高速道路では都心から約2時間でアクセス可能です。
那須塩原市の面積の半分は自然豊かな山岳部が広がり、湯量豊富な塩原温泉郷や板室温泉、三斗小屋温泉など、温泉資源が豊富です。塩原温泉郷は1200年の歴史を誇り、150以上の源泉を持ち、秋には紅葉が美しい箒川渓谷や「竜化の滝」といった名瀑が訪れる人々を魅了します。塩原温泉まつりは秋の訪れを告げる祭りとして地域の人々に愛されています。
那須塩原市は農業が盛んで、高原野菜の栽培や酪農が主要な産業となっています。
特に牛乳の生産量は本州一であり、「生乳生産本州一のまち」として知られています。
その他にも、高原野菜や特A評価の水稲、夏秋どりいちごなど、特色ある作物が生産されています。
製造業も多く立地しており、ブリヂストンなどの工場があり、地域経済の多様化と雇用創出に貢献しています。市内には8か所の工業団地があり、タイヤ、飲料品、乳製品、畜産加工品などを生産する工場が集まっています。
また、那須塩原市は商業施設も充実しており、JRの駅周辺や国道4号沿いには多くの食料品店や飲食店、自動車販売店が立地しています。映画館を併設した大型ショッピングモールやインターチェンジ近くのアウトレットモールなど、大型商業施設も多く、生活するには非常に便利な町です。