住めば愉快だ宇都宮
宇都宮市(うつのみやし)は、東京から北に約100キロメートル、栃木県のほぼ中央に位置し、東北新幹線や東北自動車道、北関東自動車道などの交通網の結節点となっています。古くから門前町、宿場町、城下町として栄え、江戸時代には宇都宮藩の城下町として栄華を誇りました。現在も栃木県の政治・経済の中心都市として発展を続けています。
宇都宮市は「子育てにやさしいまち」「自転車のまち」「餃子を愛するまち」「カクテルのまち」「プロスポーツのまち」「大谷石のまち」「農業王国うつのみや」など、多彩なキャッチフレーズを掲げ、全国に誇れる魅力あるまちづくりに取り組んでいます。
宇都宮市は、「餃子のまち」として有名で、市内には餃子を提供している店が300店舗以上あります。宇都宮餃子は、焼き餃子、揚げ餃子、水餃子など多彩な食べ方が楽しめるだけでなく、店ごとに皮の厚みや使用する具材、味付け、タレの種類などが異なり、バリエーション豊富です。
農業も盛んで、豊富な水資源や長い日照時間を活かして、トマトや梨、いちごなどの多様な農産物が生産されています。平坦で肥沃な農地が広がり、お米を中心とした作物が豊富に収穫されています。
交通の要衝である宇都宮市内を東北新幹線や東北自動車道、鉄道各線が貫通し、北関東屈指の工業都市としても発展しています。「テクノポリス」として地域指定された大規模な内陸型工業団地があり、自動車関連産業を中心に、電子機器や精密機械など多岐にわたるメーカーが研究開発拠点を設置しています。