夢と緑と黒潮のまち 牟岐町
牟岐町は、太平洋に面した自然豊かな町です。黒潮の影響を受けて温暖な気候に恵まれ、水産業を中心に発展してきました。
町の海岸線では、5月から8月にかけて小島の浜や砂美の浜に上陸するウミガメの産卵が見られることもあります。
牟岐町には出羽島や大島などの島々があり、シラタマモ、カンムリウミスズメ、暖地性植物群落、オカヤドカリの四つの国指定天然記念物が存在し、出羽島の漁村集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
出羽島は牟岐港から定期船で15分の沖合に浮かぶ周囲約4kmの島で、江戸時代から漁業で栄えました。港を囲むように建てられた幕末から昭和初期にかけての建物は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、昔ながらの風情を今に伝えています。
牟岐町の南方海上に浮かぶ大島と津島は、黒潮の温暖な流れと豊富な魚が生息する点在する無数の岩礁に恵まれ、磯釣りの聖地として知られています。「牟岐大島」はグレ釣り発祥の地であり、全国から釣り師が訪れる人気スポットです。一年を通して釣りが楽しめる環境が整っています。
さらに牟岐町で育った日本ミツバチの天然百花蜜もおすすめです。百花蜜は様々な花の風味を楽しめるはちみつで、料理の隠し味や果物のはちみつ漬けにぴったりです。
牟岐町では「牟岐町移住交流支援センター」を開設し、海と山の豊かな自然資源を活かしたライフスタイルの発信を行っています。移住希望者や地域への交流を深めることを目的とし、地域の活性化と人口増加を図るための施策です。