徳島県は、北は香川県と愛媛県との境に讃岐山脈が続き、西には四国山地の山々が連なり高知県へと続きます。北端には渦潮で有名な鳴門海峡があり、大鳴門橋で兵庫県の淡路島と結ばれており、最高峰の標高1955mの剣山があります。
紀伊水道に面する北川が雨が少ないものの、太平洋側は夏は暑くて雨が多く、森林が豊かで水資源が豊富です。
有名な阿波踊りは400年を超える歴史を持つといわれ、徳島県が世界に誇る伝統芸能です。
温暖な気候と京阪神地域に近い立地を活かし、野菜や果樹などの農業が発達。
にんじんやサツマイモ、カリフラワーは全国有数の産地で、なると金時は特産品。特産のすだちの生産量は全国1位。
江戸時代から有名な藍の「タデアイ」は、染料・食用に使われますが、海外で「ジャパンブルー」と呼ばれ、高い評価を受けています。
工業では、青色発光ダイオード（LED
の製品化で知られる日亜化学工業や大塚製薬があり、リチウムイオンん電池関連や医薬品の工場も多く立地しています。
徳島市などで行われる阿波踊りは、世界に誇る伝統芸能。
「女おどり」と「男おどり」があり「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損」が有名。
城下町徳島を代表する桜の名所「眉山」は、顔の眉のように見えることから名づけられ、標高290mの山頂にはロープウェイで行くことができます。
海では、鳴門海峡の「渦潮」が世界最大級と呼ばれ、有名。遊覧船や遊歩道から見ることもできます。また美波町の大浜海岸は、アカウミガメの産卵が有名で、博物館もあります。
ご当地グルメでは、こまわし、竹ちくわ、徳島ラーメン、阿波尾鶏、阿波ポークなどが有名。
