四季の自然。もうひとつのふるさと
佐那河内村は徳島県の北東部にある村で、徳島県唯一の村。すだちや「ももいちご」という品種のいちごなど、農業が盛んな町です。
佐那河内村の大川原高原は、とくしま88景に選定されています。
佐那河内村のすだちは、そのさわやかな香りとまろやかな酸味で知られ、全国的に出荷されています。
また、十万みかんは自然換気で熟成された“こく”のある甘さで、「貯蔵みかんの王様」として高い評価を受けています。
「ももいちご」「さくらももいちご」は、その甘さと果汁の豊富さから全国ブランドとして知られるようになり、約6ヘクタールのハウスで年間140トン以上が生産されています。テレビ放送でも特が組まれるなど、その品質が高く評価されています。
佐那河内村は美しい里山の風景が広がり、地域のつながりとコミュニティを大切にする文化が息づいています。全ての集落には常会が存在し、47の集落がそれぞれ自治体として機能。地域の行事や農協の連絡事項などを共有し、地域住民間のコミュニケーションの場となっています。