あすに向かって人の花咲くやすらぎと感動の郷土・阿波市
徳島県阿波市は、徳島県の中央北部に位置し、水と緑に恵まれた自然豊かな町です。風雨による砂岩層の浸食によって形作られた「阿波の土柱」は、国の天然記念物にも指定されており、また、長い歴史と文化を有する「四国八十八ヶ所霊場」の内、第七番札所 十楽寺から第十番札所 切幡寺までの四ヶ寺をはじめとする名所旧跡も点在しています。
阿波市は、山間から流れる数多くの谷川が作り出した肥沃な扇状地や、南に流れる四国最大の河川である吉野川がもたらす豊かな土壌を活かし、高品質な農産物を生産しています。その生産量は県内でトップを誇り、農業に携わる人々は互いに切磋琢磨しながらその味と品質を向上させてきました。地元の野菜の良さを知り、その魅力を広めるための野菜ソムリエグループも誕生しています。
ブランド産品の創出と販売促進を図るための制度として「阿波市のいいもの」が開始され、阿波市産の農畜産物やそれを利用した加工品の魅力を市内外に伝えています。
「藍玉」は、代々受け継がれてきた竹糖から作られる希少な霰(あられ)和三盆に、徳島県産の藍パウダーを塗したお菓子です。抗酸化作用のある藍と、和三盆のGI値が白砂糖に比べて約半分であることから、健康志向の方にもおすすめです。ひと口サイズで食べやすく、口の中でほろっと溶ける霰和三盆と藍の香りを楽しむことができます。
「フルーツトマト 星のしずく」は、良好な気候と吉野川流域の豊かな土壌に恵まれた環境で育てられています。ハウス内ではハーブが香り、クラシック音楽が流れるなど、栽培方法にもこだわりが見られます。口に含むとプチンと皮がはじけ、爽やかな甘みが広がります。
「夢とまと」は、吉野川の豊富な水と日射量、勾配のある土地といった農業に最適な環境で育てられたフルーツトマトです。糖度8以上の驚くほど甘いトマトで、その美味しさは一度食べるとやみつきです。
「ねさし甘酒」は、土づくりからこだわった自社圃場で杜氏が農薬も肥料も使用せずに育てた米だけを原料としています。通常より少し低めの温度で長時間発酵させることで、奥深い味わいと程よい粒感を楽しむことができる甘酒です。
「幸せレタス(フリルレタス・グリーンリーフレタス)」は、完全人工光型植物工場で栽培され、農薬を使用せずに育てられたレタスです。害虫の侵入がなく低菌のため日持ちが良く、袋から出してすぐに食べられます。フリルレタスはシャキシャキとした食感、リーフレタスは柔らかな食感を一年中楽しむことができます。