扇状地にひと・くらし輝くまち 入善
入善町は、富山県下新川郡に属し、日本海に面した美しい町です。黒部川が形成した広大な扇状地に位置し、地下水が豊富に湧出する海岸に近い平地があり、この地下水を活用したさまざまな取り組みが行われています。
国の天然記念物に指定されている「杉沢の沢スギ」が有名です。
入善町の特産品のひとつに、深層水仕込カキがあります。
入善沖の水深384メートルから汲み上げられる海洋深層水を用いて24時間以上蓄養・浄化されたもので、安全性が高く、栄養豊富です。全国約50産地のカキを集荷し、入善沖の海洋深層水で浄化してから全国のオイスターバーに出荷しています。
また、入善町といえば「入善ジャンボ西瓜」が有名です。
日本一大きな西瓜として知られ、重さは約18kgから最大30kgにも達します。黒部川扇状地の豊かな自然環境と湧水により育てられたこの西瓜は、ラグビーボールのような楕円形が特徴で、果肉は鮮やかな赤色、みずみずしく、心地よい甘い香りとサクサクとした食感、上品な甘さが楽しめます。収穫は7月中旬から8月上旬に行われ、全国へ出荷されます。
入善町は、子育て支援が充実している町として知られています。
待機児童がゼロであり、すべての小学校区に学童保育が設置されています。子育て支援の充実度は全国トップクラスであり、親たちは安心して子育てを楽しむことができます。
また、入善町では、就職や起業をサポートするための様々な支援制度が整備されています。多種多様な仕事から自分に合ったものを選択することができ、若者や子育て世帯の定住を促進するための取り組みも進められています。空き家や空き地情報を募集し、低廉で良好な定住促進住宅を提供するなど、生活の安定と向上を目指しています。