富山県は、全国幸福度調査において常に上位にランキングすることで有名。
北陸新幹線が開業し、東京から最短約2時間、飛行機でも所要時間約60分と首都圏からもアクセスしやすい立地であることから、観光客が増加中。
立山連峰や黒部峡谷などの絶景スポットがたくさんあり、白えび、ホタルイカ、氷見うどん、高岡コロッケなどのグルメも充実。日本有数の豊かな自然と食に囲まれた県として、移住者が増えています。
2018年には、SDGs未来都市に選定され、環境負荷の低減を目指したエネルギー面での取り組みが高く評価されています。
富山県は「天然の生け簀」とも称される好漁場「富山湾」での漁業が盛ん。ホタルイカは、漁そのものが観光資源となっています。
また、富山県の郷土料理といえば、駅弁コーナーでおなじみの「ます寿し」。塩漬けしたマスを使う押し寿司で、木製のわっぱに酢飯とマスを敷き詰め、重しをのせてつくられるます寿しは、ファンも多く、駅弁コーナーでは売り切れが続出する人気の品です。
富山県は、安田善次郎などの有名な創業者を多く輩出していることでも有名。これは、富山県民が倹約家で働き者という県民性を有しているからとも言われます。貯蓄率も高く、2020年の家計調査における貯蓄率は全国1位。
けれども、ここぞという時の投資は厭わないという県民性もあり、結婚式の引き出物は豪華であることが知られ、また結婚すると同時に家を建築する人も多いと言われています。