黒部市の特徴
大自然のシンフォニー 文化交流のまち 黒部
富山県黒部市（くろべし）は富山県北東部にある町です。北は日本海（富山湾）に面し、東は北アルプスの山々を仰ぎ、南には立山連峰をはじめとする中部山岳国立公園が広がっています。山、川、海の類まれなる大自然の四季折々の姿を身近に感じることができる町です。
黒部市はこんなとこ
黒部市の港町・生地（いくじ）は、黒部川が日本海に流れ込む扇状地にある小さな港町です。
「日本名水百選」にも選ばれた湧水が点在し、生地地区は天然のいけすと呼ばれる富山湾に接しており、毎朝、黒部漁港に新鮮な魚が水揚げされます。富山湾は変化に富んだ海流や雪解け水が湧出する環境により、水産資源がとても豊富で、日本海に分布する約800種の魚介のうち約500種が生息しています。そこで水揚げされた新鮮な魚は絶品です。
富山県名産の『白えび』は、富山湾の宝石と呼ばれるほど美しい色合いが人気です。
また、黒部のかに船が富山湾で獲ってきた紅ズワイガニ、「高志の紅ガニ」として富山県がブランド化を進めています。紅ズワイガニは水深900メートルから1,200メートルの深海に生息し、北アルプスから流れ出る良質な水や豊富なプランクトンで育つため、その味は格別です
北前船の寄港地だった富山は昆布消費量が全国トップで、新鮮な魚介類を昆布で挟み締めて旨味を上げる昆布締めは富山の伝統料理です。
黒部市の米農家が育てるお米も黒部市の魅力の一つです。清流黒部川の豊富な水と澄んだ空気の中で育てられ、黒部峡谷から吹く風「あらせ」により昼夜の寒暖差が大きく、稲をシャキッとさせて良質なお米を育てます。
黒部市は、観光資源も豊富で、秘境黒部峡谷と宇奈月温泉、名水百選に認定された黒部川扇状地湧水群、神秘の富山湾などの大自然を背景に、多くの企業が立地しており、YKK㈱などがその代表です。また、農業や漁業も盛んで、2015年3月には北陸新幹線が金沢まで開通し、黒部宇奈月温泉駅が設置されたことで、東京まで2時間余りでアクセス可能になりました。
