光り輝く躍動のまち 高岡
富山県高岡市は、富山県北西部にある市で、富山湾に面しています。市内を庄川と小矢部川が流れ、前田利長が築いた高岡城の城下町として栄えた歴史があります。市の西側には西山丘陵や二上山が連なり、北東側は富山湾、東側は庄川と小矢部川によって形成された良質な地下水を有する扇状地が広がります。
加賀前田家2代当主前田利長公によって慶長14年(1609年)に高岡城が築かれ、以来400年にわたり銅器、漆器、菅笠などの「ものづくりの技と心」を脈々と受け継ぎ、創意を積み重ねながら発展してきました。
今でも高岡市は伝統産業として銅器や漆器が盛んで、小中学校ではものづくりを学習し、その技術と心を未来に伝えています。また、歴史ある技術を活かして、多彩な食器や調理用品の生産も行われています。
高岡市は交通の要衝でもあり、南北の交通軸には東海北陸自動車道と能越自動車道が整備されています。また、東西の新しい交通軸として北陸新幹線が平成27年3月に開業し、伏木富山港も総合的拠点港として選定されました。飛越能地域の玄関口として、環日本海沿岸地域における交流拠点都市としての新たな飛躍を目指しています。