和歌山県は、大部分は東の奈良県、三重県から続く紀伊山地などの森林が占めます。北部には、奈良県から流れる吉野川が「紀の川」となり、和歌山平野を経て紀伊水道へと続きます。また、三重県との酒井には熊野川が流れ、太平洋へと流れます。
真言宗の高野山金剛峰寺や熊野三山や、熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」の主役として、世界文化遺産に登録されています。
また、落差133mの那智の大滝が有名で、一段の滝としては日本一の高さを誇ります。
南紀白浜は、白い砂浜と温泉と夕陽で有名な、観光地。アドベンチャーワールドのパンダも人気です。
温暖な気候を活かした果樹栽培が盛んで、有田みかんに代表されるミカン類の栽培が有名。、あた、梅や柿（富有柿など）などの生産量も全国上位。
他にも、山椒、グリーンピースやスターチスの生産も盛ん。
黒潮が流れる沖合での漁業も盛んで、勝浦港は焼津港や三陸港に続くマグロの水揚げ量が。また、太地町は古式捕鯨発祥の地で、くじらの博物館が有名です。
めはり寿司（白飯を塩漬けにした高菜で堤、酢醤油で食べる）や、かきまぶり（ちらし寿司）、早寿司（ひと口で食べられるサバ寿司）、はりはり鍋や九会鍋、和歌山ラーメンなど、ご当地グルメも豊富。
