気品ただよう美しい都市(まち) 寒河江
山形県寒河江市は、山形県のほぼ中央にある市です。最上川と寒河江川が市街地を流れます。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも有名な鎌倉幕府政所初代別当の大江広元が寒河江荘の地頭となり、寒河江を治めたことでも知られています。
四季の変化に富んだ美しい景観と豊かな自然環境に恵まれ、果樹の生産が盛んでサクランボは国内有数の産地です。
寒河江市(さがえし)は、さくらんぼ農業だけでなく、おいしい農産物やそれらを使った食品加工業が盛ん。豊かな自然の恵みがあふれ、さくらんぼ、桃、ラ・フランス、りんごなどの果物はもちろん、月山の雪解け水がもたらす清水を使った蕎麦や地酒、ブランド米「つや姫」や「はえぬき」の米どころとしても知られています。
寒河江市は、約300か所もの園地でさくらんぼ狩りが楽しめる「日本一さくらんぼの里」として有名。真っ赤に実ったみずみずしいさくらんぼを、もぎたてで味わえるさくらんぼ狩りは大人気。
さらに寒河江市では食品工業も盛んで、特にサクランボを利用した加工食品の生産が行われています。ジャム、ジュース、デザートなど、さまざまなサクランボ製品が生産され、地元経済の重要な支柱となっています。
また、市内にはニット産業を含む工業も栄えており、多様な雇用機会を提供し、地域経済の活性化に寄与しています。