みんなで創る「山形らしさ」が輝くまち
山形県山形市は、山形県中央東部、山形盆地の南東部にある市。県庁所在地として県内で最も人口が多い市です。
文化と芸術の発展に重点を置いており、2017年には日本で初めて「ユネスコ創造都市ネットワーク」の映画分野に加盟しました。
山形市は、戦国時代に城下町の建設が進められ、その頃にすでに現在の市街地の原形を形成したと言われています。
樹氷と温泉で名高い「蔵王」や、俳聖松尾芭蕉ゆかりの「山寺」など多くの観光資源を有する自然豊かな町です。
江戸時代には染料や口紅の原料である紅花の一大産地として栄え、現在も商業が盛ん。温泉が街のいたる所にあり、地元の人の生活の一部となっています。
山形市は、さくらんぼ、桃、ぶどう、洋梨、りんごなどが生産される「フルーツ王国」として知られています。盆地特有の気候で寒暖差が激しく、扇状地という特性から良質な水にも恵まれており、フルーツの他にも美味しい米や肉などの農産物が育ちます。
特産品は、米はもちろん、こうとくりんご、ブルーベリー、ラ・フランス、蔵王ファームの黒毛和牛など豊富です。
さらに、山形市は「ものづくりのまち」としても知られています。長い歴史を誇る山形鋳物や打刃物をはじめ、仏壇、和傘、漆器、特技木工、指物家具、焼物など、受け継がれてきた匠の技が今も息づいています。伝統工芸品としては、伝統こけし、形建具などがあります。