共に生き 共につくる 牧場の朝のまち 鏡石
福島県鏡石町は、福島県中通りにある町です。西に釈迦堂川、東に阿武隈川が流れる平坦な台地上に広がっています。二つの河川に挟まれているため、肥沃な耕地に恵まれ、さらに気候にも恵まれていることから、キュウリをはじめとする農作物の生産が盛んです。また、唱歌「牧場の朝」のモデルとなった日本初の西洋式牧場「岩瀬牧場」もあり、緑に囲まれた爽やかな町です。
鏡石町の特産品として、特別栽培のブランド米『牧場のしずく』があります。
豊かな大地と米づくりの達人によって育てられ、全国的にも品質の高いお米として知られています。科学肥料や農薬を削減して栽培され、玄米の粒厚が1.9mm以上の網目選別されたコシヒカリです。
この「牧場のしずく」を100%使用して特別に醸造した特別純米酒「鏡の雫」も、鏡石町の特産品です。香りは穏やかで、なめらかで綺麗な酒であり、その味わいは米本来の旨味を感じさせ、酸味とのバランスが良好です。
さらに、「ふくはる香」という福島県が開発したオリジナル品種のいちごも特産品として挙げられます。桃のような甘くて爽やかな香りとスッキリとした甘味が魅力で、洗練された風味を楽しめるいちごです。表面はツヤツヤで美しく、果肉はほどよい固さで、先端部の糖度が13~14度と非常に甘く、酸味も適度なバランスで果汁が豊富です。鏡石農遊園では、東京農大卒業の若手夫婦とその家族が、香り高く、味わい深い甘いいちごを栽培しています。
エゴマ油も鏡石町の特産品の一つで、「αリノレン酸」が豊富に含まれており、ほんのわずかな量でも効率的に摂取できます。健康や美容に関心のある方におすすめの製品です。
また、鏡石町内には5か所の工業団地があり、国道4号線、JR東北本線、東北自動車道の鏡石スマートインターチェンジなど、優れた交通環境が企業の定着と発展を支えています。