小野町の特徴
平安浪漫 小野小町誕生伝説
小野町は、福島県中通り中部にあり、田村郡に属する町です。阿武隈山系の中部、田村郡の南部にあり、四方を標高700メートルを超える山々に囲まれています。高柴山には3万株のヤマツツジが群生し、矢大臣山にはアズマギクが群生している自然豊かな町です。町の中央を太平洋に注ぐ夏井川が爽やかに流れ、市街地の標高は約400メートル。町全体が阿武隈高原中部県立自然公園に囲まれています。
小野町は、小野小町の生誕伝説がある町としても知られています。
小野町はこんなとこ
小野町は、春には、ソメイヨシノが夏井川流域の両岸にわたり美しく咲き誇り、高柴山ではヤマツツジが一斉に花を咲かせて山全体が真っ赤に染まります。夏には、町全体が夏祭りで賑わい、花火大会などが開催され、キャンプ場も多くの人々で賑わいます。秋には、夏井川渓谷の紅葉が見事で、冬には、気温が下がり澄んだ空気が町を覆い、星空が美しい季節です。町内には小町温泉や湯沢温泉があり、寒い時期には体を温めることができます。
これらの自然景観は「福島緑の百景」に選定されるほどで、春から夏にかけて多くの観光客を惹きつけています。
小野町は、農業、林業、工業、観光業が連携して発展を遂げています。
農業では、地元で育つ特産品の栽培が行われており、林業もまた、豊かな森林資源を活用した産業として栄えています。工業に関しては、地域内外の市場へのアクセスが良いことから、様々な製造業が営まれています。
豊かな自然に恵まれながらも、高速道路のインターチェンジを有し、交通アクセスにも優れており、これらの利点を活かして現在は定住や二地域居住の推進に力を入れています。
