まめな暮らしが育むやすらぎとふれあいの村
福島県鮫川村は、福島県を縦断する阿武隈高原南部の頂上部にある村で、山々に囲まれた里山の景観が広がる自然豊かな村です。約30本の支流を持つ「鮫川」の水源があり、「強滝」や「江竜田の滝」では四季折々の美しい風景が楽しめます。また、天体観測に最適な「鹿角平天文台」や、天狗が架けたと伝えられる巨大な石橋「天狗橋」など、観光資源にも恵まれています。
鮫川村の特産品には、米や流通量の少ない貴重な「えごま油」や、柔らかくもちっとした食感が特徴のうどんなど、村の自然が育んだ産品が豊富に揃っています。農薬や化学肥料の使用を減らして栽培された鮫川村産のコシヒカリは、里山の環境や健康に配慮した愛情のこもったお米です。
「石田味噌」と呼ばれる味噌は、鮫川村内で昔から作られていた味噌をベースに、村のオリジナル味噌として作られています。鮫川村産の大豆と米を使用し、麹が多く、甘みの強さが特徴の福島県ブランド認証産品です。
半生うどん「一歩」は、生麺のうまさと乾麺の保存性を併せ持った半生麺で、やわらかくもちもちっとした食感が特徴です。讃岐で修業した職人が施設独自に調合した粉を使って作られ、温めて柔らかさを、冷やして腰のある歯ごたえを楽しむことができます。
むらおこしのために開発された銘酒も魅力です。どぶろく風味の生酒で人気の「やまぶき」、淡麗辛口の純米酒で飲み口がすっきりとした「やまゆり」、そしてどっしりとした味わいが特徴のにごり酒「舘山桜」などがあります。