自然首都・只見 緑と水と心のふるさと
福島県只見町は、福島県の西南部にある町で、西南部は新潟県に接しています。四方を緑豊かな山々に囲まれた只見町は、その面積の94%が森林で占められ、日本でも有数の豪雪地帯です。
町の面積は747.53平方キロメートルと東京23区の約1.2倍に相当し、冬には積雪が3メートルを超えることもあります。雪崩によって削られた険しい山々とブナを中心とした自然林が混在し、厳しい自然環境が形成されています。
只見町の特産品としては、日本一小さな蒸留所から生まれた米焼酎「ねっか」や、遠赤外線効果で美味しく調理できる鉄板「会炉」など、こだわりの詰まった品がたくさんあります。
「ねっか」は、小さな町の日本一小さな蒸留所から生まれた米焼酎です。蔵人たちが自ら先祖伝来の土地で丁寧に米を育て、森から湧き出る水で仕込みました。「私たちの故郷がいつまでも故郷であり続けますように」という深い祈りを込めながら作られたこの米焼酎は、香り高く、米の旨味を感じさせる独特の味わいを持っています。福島県ハイテクプラザと共同開発した酵母を使用し、今までにない華やかな吟醸香が特徴です。
また、(株)会津工場は「高精度・低コスト・短納期」を実現する世界で唯一の「Hプロセス工法」で鉄鋳造製品を生産している只見町の企業です。新たに立ち上げたオリジナルブランド「会炉(あいろ)」は、世界に誇る鋳物技術とアイデアを融合して完成させた、キャンプ場や家庭で使用できる鋳鉄製ジンギスカン鍋です。底板部に厚みを持たせることで「蓄熱性」を高め、「熱伝導」「遠赤外線効果」「蓄熱性」によって食材の旨味を引き出します。「会炉(あいろ)」で美味しさにこだわった料理を楽しむことで、至福の時間を過ごすことができます。