健康・観光・ヤーコンの里 天栄
天栄村は福島県の南部にある村で、東京からおおむね200km圏内にあります。
東に阿武隈高地を仰ぎ、西に大内宿で有名な下郷町、北に鶴ヶ城を有する会津若松市、郡山市、須賀川市、南に松平定信公の故郷である白河市に接しています。
天栄村は、面積の80パーセントを国有林が占め、村のほぼ中央に位置する鳳坂峠を境に東部と西部で異なる自然環境を持っています。東部は美しい農村風景が広がる田園地帯であり、西部は山や湖が点在する高原地帯です。冬には一面の銀世界が広がり、スキー愛好者にとっての楽園となります。
天栄村の特産品としてまず挙げられるのが「天栄米」です。天栄米は天栄村の山々から流れる清冽でミネラル豊富な水と肥沃な大地で育まれており、米・食味分析コンクール国際大会で10度の金賞を受賞しています。
さらに、「ヤーコン」は天栄村のお母さんたちが丹精込めて育てる野菜で、天然のフラクトオリゴ糖と食物繊維、ポリフェノール、カリウムが豊富に含まれています。この栄養豊富な野菜は健康志向の消費者に大変人気です。
また、「天栄長ねぎ」も特産品のひとつです。有機肥料にこだわり、堆肥を利用した土づくりから生産・出荷まで、組合員が一貫して丹精込めて行っている愛情たっぷりの長ねぎです。
さらに、天栄村では新しい特産品として「マカ」の栽培も始めています。このマカは、高い栄養価とエネルギー補給効果で注目されています。
そのほかにも、全国新酒鑑評会で金賞を受賞している日本酒など、天栄村には多彩な特産品があります。