あったかいまち 美濃白川
白川町は岐阜県の東南部にある町で、JR高山本線の特急を利用すれば岐阜駅まで40分、名古屋まで1時間程度でアクセスできます。車では、1時間30分程度です。なお白川町は、合掌造りで有名な白川郷とは異なる市町村です。
白川町の87%が山林に覆われており、清流と豊かな緑に囲まれた美しい風景が広がっています。
白川町は『東濃桧のまち』としても知られ、豊かな山林資源を活かした木材産業が盛んで、優良建築材「東濃桧」が有名です。
また、山間に流れる清流が育む独特の気候風土を利用して茶の栽培が行われており、味と香りで高い評価を受ける「美濃白川茶」が生産されています。
近年は、夏秋トマトの生産も推進しており、年々増加の傾向にあります。
白川町では、キャンプなど、清流と豊かな森に囲まれた環境で多彩なレジャーを楽しむことができます。
春には樹齢400年のシダレザクラや傾斜地に広がる茶畑など、美しい風景が楽しめます。6月下旬には鮎の友釣りが解禁され、町内の河川は友釣りを楽しむ人々で賑わいます。
また、冬にはパイプオルガンの音楽祭やトレッキング、イルミネーションなど、多彩なイベントが行われます。黒川地区や佐見地区では地歌舞伎などの伝統文化が今でも受け継がれており、公演には子供から大人まで地域の人々が主役となって演じています。
「おとなう」という言葉には、訪れる、音がする、手紙を出す、という意味があります。この言葉には、白川町を訪れること、白川を流れる川の音を感じること、そして白川町の人々との交流が始まること、という三つの願いが込められています。川のせせらぎに耳を傾け、パイプオルガンの音色に心を洗われ、地元の歌舞伎で町の賑わいを感じることができる白川町で、美しい時を過ごしてみませんか。