笑顔あふれる豊かさ実感のまち べつかい
北海道東部に位置する別海町は、広大な大平原が広がる牧歌的な風景と豊かな自然景観が魅力の町です。町の東部には日本最大の砂嘴である野付半島が広がり、南部には風蓮湖があります。
別海町は「酪農王国」として知られ、町内で飼育されている牛の数は約10万頭に上ります。生乳生産量は日本一で、1年に生産される生乳は1リットル牛乳パックで約4億6000万本分に相当します。この広大な草地資源を活かした大規模な酪農が展開され、新鮮な生乳が生産されています。
沿岸部では、秋サケ、アサリ、ホッキ、ホタテ、希少価値の高い北海シマエビなど、さまざまな海産物が水揚げされ、町の重要な産業資源となっています。
別海町では、環境にやさしい農業の推進にも力を入れています。未来の酪農家を育成するための取り組みも積極的に行っており、全国各地から酪農家を目指す人々が研修牧場で学んでいます。
都市圏での就農相談会や農業系の学校訪問を通じて、別海町での酪農体験や実習を広めています。また、新規就農者の支援にも力を入れており、交通費の一部を助成しています。例えば、酪農体験や実習に参加する場合、お一人様48,000円を上限に助成が行われています。