北海道興部町では、ホーツク総合振興局管内の北部にある町です。
農林漁業、そして商工業が発展している町です。
北海道興部町では、地元の産物を効率的に流通させるシステムや、消費者ニーズに敏感に対応する姿勢、地域に密着したこまやかなサービス体制の確立に努めています。昭和9年に設立された雪印メグミルク株式会社興部工場は、新鮮で質の高い地元の牛乳を使用し、コンデンスミルクやエバミルクを製造しています。
オホーツク海からはホタテ、サケ、マス、毛ガニなどの豊富な海産物が捕れます。最近では、海に注ぎ込む水の源である森を育てる取り組みも進められ、漁業は獲るだけではなく、養殖技術の発達や稚魚の放流事業、水源確保のための植樹事業が進行中で、世界初の防氷堤の設置も行われています。
興部町では、健康な土、草、牛を育て、消費地と生産地が協力し合う開かれた農業を目指しています。
アイスクリーム、ハム・ソーセージ、ナチュラルチーズなどの農畜産物の研究・製造を進め、地域特性を活かした活動が行われています。