魚の城下町 らうす
北海道羅臼町は、根室振興局に属し、知床半島の東南側にある町です。世界自然遺産である知床の大自然に囲まれ、古くから漁業が盛んな町です。
羅臼町は、オホーツク海の美味しい魚が一年中食べられる町。羅臼昆布や秋鮭、真ほっけ、キンキ、鱈、助宗鱈、エゾバフンウニなど、多くの海産物が豊富です。
羅臼昆布は国産昆布のうちわずか1%しか採れない希少な昆布で、知床の大自然が育み、職人の技によって熟成されます。幾重にもわたる手仕事が特徴。20以上の手間をかけて旨みたっぷりの羅臼昆布が生まれます。
厳冬期から春先にかけて行われる羅臼のウニ漁は、昔ながらの伝統的な手法が受け継がれており、「幻のウニ」と呼ばれるエゾバフンウニを採ることができます。
また、秋鮭漁は羅臼の秋の風物詩であり、3週間にわたる陸仕事を終えた漁師たちが夜明け前から出漁し、船上で鮮度を保つための活〆が行われます。
羅臼町は、町民に寄り添った子育て支援を行っています。
町内には保健師、栄養士、歯科衛生士が、妊娠期や子育て中の親子が個別に相談できる相談室を設けています。また、町外での妊婦健診時の宿泊費助成や医療機関・消防署との連携など、様々な支援が整えられています。