森と湖のまち
北海道佐呂間町は、オホーツク海側の網走管内のほぼ中央部にある町です。
サロマ湖を一望できる唯一の山「幌岩山」(ホロイワヤマ)があり、山頂のサロマ湖展望台からは、四季折々の荘厳で雄大な景色が楽しめます。
酪農が盛んな佐呂間町は、人口より牛が多い町。町で育てられた「サロマ和牛」や「サロマ豚四軒團」は、安全と品質にこだわり、知る人ぞ知るブランド肉として人気です。
佐呂間町の特産品には、海の幸や山の幸が豊富にあります。特にサロマ湖で獲れるホタテは、身が引き締まり、ほのかな甘みがあり、高い品質と安定した生産量で評判です。サロマ湖は、海水と淡水が混ざり合う汽水湖で、豊富なプランクトンを栄養とするサロマ湖の牡蠣は短期間で身が締まり、濃厚な味わいに育ちます。
北海しまえびは、緑褐色の体に三本の白いシマがあり、茹でると鮮やかな赤色になります。茹で上げた北海しまえびは、サロマ湖の塩味と旨味が凝縮され、止められない美味しさがあります。
また、佐呂間町ではビタミン豊富で栄養価の高いかぼちゃも生産されています。JAサロマ南瓜加工工場では、南瓜を保管し、青果品や加工品としてパウダー、フレーク、冷凍ペーストなどに加工しています。