ふるさとの元気と輝きをもとめて
北海道利尻富士町は、日本海の北に浮かぶ利尻島に位置する漁業と観光の町です。利尻昆布とウニ、そして自然豊かな環境が魅力の町です。利尻富士町には利尻空港があり、夏には羽田空港から飛行機を乗り継いで約3時間で訪れることができます。
利尻富士町の漁業は、「利尻昆布」やウニ漁を主体とする根付漁業から、タコやカレイを主体とする沿岸漁業へと形態が変化。さらに近年では、鮭の孵化放流やウニ、アワビの種苗放流、利尻昆布の養殖、ホタテの養殖など、育てる漁業に力を入れています。
利尻昆布は海草の王と称され、利尻・礼文だけでなく稚内や留萌、オホーツク方面で採れる昆布も利尻昆布と呼ばれています。だし昆布はもちろん、おぼろ昆布やとろろ昆布、昆布茶などの加工品も豊富です。また、だしを取ったあとの昆布も煮物として利用できます。
地元では「ガンゼ」と呼ばれるエゾバフンウニは、6月から9月にかけて採取され、刺身として生で食べるのが一番美味しい!ウニ丼は天下一品の美味しさで、殻ごと焼く「焼きウニ」も値段がお手頃で
楽しめます。
利尻で採れるアワビは歯ごたえがあって美味しく、日本海の荒波と北の海で育っているため身が引き締まっています。その他にも、ソイやヒラメといった魚のお刺身も新鮮で美味しいと評判です。
最近は、利尻富士(りしりふじ)でろ過された名水「甘露泉水」も人気です。