写真の町 東川町
北海道東川町は、北海道のほぼ中央にある人口約8,000人の町です。東部は山岳地帯で大規模な森林地域を形成し、日本最大の自然公園である「大雪山国立公園」の一部です。
東川町は、全国的にも珍しく、北海道で唯一上水道の無い町です。大雪山の雪解け水が長い年月をかけて地中深くにしみ込み、東川町へとゆっくり運ばれてくるため、住民はこの地下水を生活水として利用しています。この天然の美味しい水で育ったお米や野菜は特別で、豆腐や味噌などの加工品や飲食店でもその恩恵を受けています。
東川町は、北海道初の地域ブランドである「東川米」を誇ります。約3,000ヘクタールの広大な田んぼの8割で作付けされ、米の集荷率は95%と全国トップクラス。
明治10年(1877年)創業の老舗酒蔵「三千櫻酒造」は、新天地での挑戦を続けており、東川町の大自然と熟練の酒造りが生み出す奇跡の日本酒は、「ガイアの夜明け」でも紹介されました。
東川町は、1985年に「写真の町」宣言をし、以来30年間、「町民が参加し、後世に残し得る町づくり」を進めてきました。東川町国際写真フェスティバルや写真甲子園・高校生国際交流写真フェスティバルなど、写真の取り組みを通して人と文化の交流を促進しています。
「写真の町」ひがしかわ株主制度では、東川町を応援しようとする方が東川町への投資(寄附)によって株主となり、まちづくりに参加することができます。この制度は「ふるさと納税」として住民税など税法上の控除を受けることができます。