神舞う、ふるさと鶴居村
北海道鶴居村は、北海道釧路管内のほぼ中央にある村で、酪農を基幹産業とする自然豊かな村です。村名の由来となる特別天然記念物のタンチョウ(鶴)をはじめとした希少な動植物を育む「釧路湿原国立公園」を有し、多様な生態系を維持しています。
鶴居村では、農業生産基盤の整備や酪農経営の近代化に取り組み、良質な生乳の生産に努めています。この生乳を使用して加工された高品質のナチュラルチーズは、村の特産品。地域の特産物である良質な生乳から新たな乳製品文化を根づかせるため、2007年にチーズ工房を開き、村が一丸となって大切にチーズを育てています。
現在、鶴居村は北海道でも有数の酪農郷として発展を続けています。雄大な牧草地でのどかに草を食む乳牛の姿は、多くの人々の心を和ませ、「酪農郷つるい」の風物詩となっています。