自然の恵み野わっさむ町
北海道和寒町は、北海道の中央よりやや北部にある町です。旭川市から北へ36kmの距離にあります。
盆地に位置しており、夏と冬の気温差が70度近くにもなります。四季折々の風景が楽しめる場所で、春の桜や秋の紅葉、冬の銀世界が見どころです。
和寒町の基幹産業である農業では、水稲を主要作物。
また、南瓜の作付面積は日本一を誇り、全国的に有名です。特に「和寒の越冬キャベツ」は、雪の下で保存することによって甘みが増し、その美味しさが広く知られています。雪の下で貯蔵された瑞々しい越冬野菜は絶品です。その栽培技術を活かし、ペポカボチャの種を利用した「わっさむペポナッツ」は、新しい食材として注目を浴びています。
さらに、和寒町は秘伝のタレに漬け込んだジンギスカンでも有名です。北海道のソウルフード「ジンギスカン」は、金子精肉店の秘伝のタレで漬け込まれたものがふるさと納税の返礼品としても人気で、ご飯との相性も抜群です。
和寒町は、子育て支援にも力を入れています。学校の建替えや学童保育「こども館」の整備、保育料の軽減、高校生までの子どもの医療費無料化など、教育環境の整備が進められています。また、未来を拓く人づくりとして、中学2年生を対象とした海外研修補助も行われています。
さらに、市街地や歩道の段差解消を図るバリアフリー化も進めており、高齢者にやさしい町づくりを目指しています。