人集い 夢かなう交差点 みふねまち
熊本県御船町は、九州のほぼ中央に位置しています。熊本地震では甚大な被害を受けましたが、復興に向けて懸命に取り組んでいます。
農業が盛んで、平坦地域では米と麦が中心に栽培され、中山間地域では阿蘇外輪山の伏流水と昼夜の寒暖差を利用した多品目の露地野菜が栽培されています。近年、大豆の作付面積も増加しており、水稲や麦、葉タバコの農家が多く活動しています。
御船町は歴史的にも重要な地域で、南北朝時代から西南戦争に至るまで、幾度かの戦いが繰り返された古戦場や古い文化・史跡・名勝が多く存在します。また、日本で初めて肉食恐竜の化石「ミフネリュウ」が発見されたことで、「恐竜の里」としても知られています。
町は都会に近く、自然の豊かさも兼ね備えた「ちょうどいい田舎」として人気があります。近年では、農業に力を入れており、新規就農者に対して手厚い支援を行っています。45歳未満の新規就農者には、最長5年間で年間最大150万円(夫婦共同の場合は225万円)の支給があり、結婚した際には祝金として6万円を交付しています。