伊勢市の特徴
回帰新生都市
伊勢市は三重県中東部、伊勢平野の南端にある市で、伊勢神宮の鳥居前町として知られています。江戸時代には「お伊勢まいり」で賑わい、「お伊勢さん」「日本人の心のふるさと」として親しまれてきました。参拝客をもてなすために造られた「おかげ横丁」は、昔ながらの建物が立ち並び、伝統的な飲食店やお土産物屋が集まる観光地として有名です。
伊勢市はこんなとこ
伊勢神宮自体は「お伊勢さん」として広く親しまれ、正式には「神宮」と呼ばれます。これには皇大神宮（内宮）と豊受大神宮（外宮）の両正宮を中心に、14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社があり、合わせて125の宮社が含まれます。この神宮とともに、歴史を刻んできた町並みや民俗行事、風習が伊勢の町に息づいており、伊勢市の誇りとなっています。
伊勢市の特産品としては、米を中心に野菜、果樹、花きが豊富に生産されています。特にいちご、トマト、さまざまな花き（バラ、ガーベラ、トルコギキョウ、カーネーション、キク）、青ねぎが盛んに栽培されており、地域振興作物としてのかぼちゃや、特色ある作物として蓮台寺柿や横輪いもも生産されています。また、観光付加価値を高めるためにワインぶどうの栽培も新たに加えられています。
