太陽と自然の恵みでひときわ輝く 南島原市
南島原市は、長崎県の南部、島原半島の南東部にある町で、北部は島原市、西部は雲仙市と接し、有明海を挟んで熊本県天草地域に面しています。市内には千メートルを超える雲仙山麓から南へ広がる肥沃で豊かな地下水を含む大地が広がり、魚介類豊富な有明海および橘湾に面する広い海岸線があります。
日本最初の国立公園である雲仙天草国立公園と島原半島県立公園に指定され、雄大な山々と美しい海が織りなす風光明媚な景色が広がっています。
南島原市の特産品としては、桃やメロン、マンゴー、いちごなど、雲仙普賢岳の麓で育まれた豊かな土壌を活かした四季折々の果物があります。
また、南島原市は島原半島で作られる素麺の主要生産地であり、島原手延べそうめんの生産量は国内第2位です。南島原市には300もの素麺製造業者が集まり、日本における手延べそうめんの約30%を生産しています。南島原市は日本一のそうめんのまちとしても知られています。
島原半島と天草の間の海域には約300頭の野生のイルカが生息しており、船上からイルカを鑑賞するクルーズがあります。イルカとの遭遇率が99%と非常に高く、観光客に人気のアクティビティとなっています。