花と歴史と技術のまち
大村市は、長崎県のほぼ中央にある町で、緑豊かな多良山系と「琴の海」と称される波静かな大村湾に囲まれています。
人口が着実に増加している県内唯一の市として発展を続けています。
大村市には長崎空港があり、県の空の玄関口として機能しており、市内を南北に貫く長崎自動車道(大村インターチェンジ・木場インターチェンジ)が通っています。さらに、令和4年9月23日に西九州新幹線が開業し、アクセスがさらに向上しました。
大村市は「花と歴史と技術のまち」として知られています。
大村公園は「日本さくら名所百選」に選ばれた地で、国指定天然記念物であるオオムラザクラをはじめ、桜、ハナショウブ、シャクナゲ、ヒガンバナなど四季折々の花が楽しめます。
また、大村市の歴史は、日本最初のキリシタン大名・大村純忠が「天正遣欧少年使節」をローマに派遣し、ヨーロッパの進んだ技術や知識を持ち帰らせたことで有名です。伝統工芸に育まれた大村市の技術は、ここにしかない技術力を持った企業や商品が多く存在します。
大村市の特産品も豊かです。
塩ゆで落花生は、大村の名産で、新鮮な落花生を昔ながらの大きな平釜で塩などで味付けしながら約2時間半ゆでることで、ビールやお酒のおつまみに最適な逸品となっています。
松原鎌・包丁は500年の伝統を持ち、切れ味と粘り強さを備えた極上の手打ち庖丁で、ご家庭用やご贈答用として喜ばれています。
三彩焼は緑・褐・黄色の美しい色合いが特徴で、陶磁器の最高技術が集約された逸品です。
また、大村湾の真珠は古くから良質なものが生産されており、現在でも真珠装飾品として高く評価されています。