国際観光温泉文化都市
大分県別府市は、九州の北東部に位置する温泉地として有名。別府湾と火山帯の間に位置し、2,000以上の温泉を有する別府市は、湧出量と源泉数で日本一を誇り、世界でも屈指の温泉資源を有する町です。市内には8つの温泉郷があり、「別府八湯」と呼ばれ、それぞれが異なる泉質を持ち、多彩な温泉を楽しむことができます。
自然豊かな別府市には、標高600メートルに位置する志高湖があります。四季折々の風景が楽しめるこの湖は、キャンプやハイキングに最適なスポットで、湖面に映る青空や季節ごとの山の色合い、夜の星空を眺めながら過ごす時間は心を豊かにしてくれます。
別府市はその豊富な温泉だけでなく、美味しい地元料理も魅力のひとつ。
地獄蒸しと呼ばれる独特の料理法も楽しむことができます。温泉の噴気で一気に蒸し上げることで、素材の旨味が凝縮され、ほのかな温泉の香りが楽しめるヘルシーな料理です。
大分県発祥のとり天は別府市のご当地グルメとして親しまれていますし、別府湾の新鮮な海産物を使った料理も豊富で、刺身や寿司、海鮮丼などが楽しめます。
また、別府市は伝統的な工芸品として知られる別府竹細工の産地でもあります。別府の竹細工は、景行天皇が別府を訪れた際にそのお供が良質の竹を見つけて茶碗かごを作ったという伝説があり、長い歴史の中で育まれた高度な技術は現在でも美術的に高く評価されています。