ひかりとみどりといのりのまち
沖縄県糸満市は、本島の最南端にある市です。那覇市から南へ12km、那覇空港から車で約20分の距離にあります。「海人(ウミンチュ)」の町として知られ、市街地には伝統的な漁師文化が色濃く残っています。市街地を抜けると、広大なさとうきび畑が広がりる豊かな自然が広がります。
糸満市といえば「糸満ハーレー」。この勇壮な行事は、海の恵みに感謝し、大漁と航海の安全を祈願するものです。ハーレー鉦(鐘)が鳴ると梅雨が明けると言われています。
糸満市の特産品としては、かまぼこ、美らキャロット、もずく、セーイカなどがあります。特にセーイカは沖縄で多く漁獲される大型のイカで、新鮮で美味しいと評判。また、糸満市は日本有数の生鮮マグロの水揚げ地であり、クロマグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロなどが豊富に取れます。
さらに、糸満産のフルーツを贅沢に使用した「ITOMAN/Sクラフトビール」は、フルーティな風味とシャープな喉越しが特徴。糸満市はまた、沖縄かまぼこの発祥の地とされ、船上でも食べやすいように工夫された「ばくだん」というおにぎりをかまぼこでくるんだ名物もあります。