碧い海と珊瑚礁の島々
沖縄県座間味村は、那覇市から高速船で約50分、西へおよそ40kmの東シナ海に浮かぶ亜熱帯の島々「慶良間諸島」に位置しています。村はその西半分の島々からなる離島村で、透明度抜群の海と世界屈指の珊瑚礁、数々の熱帯魚が織りなす美しい海中景観で知られています。
多くのダイバーが訪れる座間味村には、座間味島、阿嘉島、慶留間島の3つの有人島があり、それぞれ亜熱帯の森に覆われ、天然記念物のケラマジカが生息しています。
冬には、村の海域にザトウクジラの群れが繁殖と子育てのために訪れ、豪快なパフォーマンスを見せてくれます。
慶良間諸島は、200種類を超えるサンゴが生息し、水中の楽園を作り出しています。座間味村のダイビングの魅力は、なんといっても透明な「ケラマブルー」。
群れ泳ぐ熱帯魚やウミガメ、マンタと高確率で出会うことができます。名高いダイビングポイントが多く存在する阿嘉島と座間味島の間の内海は、世界的に貴重なサンゴ礁域としてラムサール条約に登録されています。
座間味島はミシュラン・グリーンガイドで二つ星を獲得しており、これを契機に海外からの訪問者も増加しています。座間味村のダイビングは、その驚異的な美しさと多様な海洋生物との出会いが楽しめる特別な体験となることでしょう。